(あしあと その314・中央区の120・大通公園の16)
大通公園の西2丁目の北側にブロンズ製のオブジェがありますが。これは、「ベンソンの水飲」と呼ばれているもので、札幌の姉妹都市であるポートランドから寄贈されたものです。
オブジェは緑色に塗られ、一本の本柱からラッパ状に上を向いた水の飲み口が4つ伸びています。
このオブジェの右側には、ブロンズ板の説明書きがはめ込まれた副碑が建てられており、それには、
「Benson Fountain 〈ベンソンの水飲〉
この水飲は姉妹都市ポートランド(アメリカ合衆国)から1966年に寄贈されたものです。1900年になって間もない頃の独立記念日(7月4日)に喉を渇かし泣いている少女を見たサイモン ベンソン氏(1942年92歳で故人)はあわれに思い、1912年にこの型の水飲をつくり、市に寄贈したのがはじまりです。現在、ポートランド市内には20ヶ所のベンソンの水飲があり市民に愛用されています。」
と記されています。
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