(あしあと その540・中央区の185・伏見の13)
伏見稲荷神社の社殿の後方にある碑の一つが「大山祇命(おおやまつみのみこと)碑」です。この碑は、荒魂社の小祠に向かって右側に位置しています。
自然石でできた碑の碑面には、篆書体で「大山積〇〇」と刻まれています。〇〇は篆書体の字体が不明の文字です。
碑の背面には、「明治廿九丙〇年三月建〇」と刻まれ、その下には多数の人名が刻まれているように見えますが、風化して判読が難しくなっています。
碑の脇に建てられた説明板には、
「大山祇命碑
天神族 山の神 殖産興業の神 お酒の神(日本で始(初)めてお酒を造った神)」
と記されています。大山祇命は、伏見稲荷神社で祀られている御祭神の一人です。
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