「石森延男文学碑」。

(あしあと その534・中央区の180・伏見の9)

「石森文学広場」の看板が立てられた敷地に入ってすぐ左手に置かれた自然石でできた二基の石碑。向かって左側にあるのが「石森延男文学碑」です。

この石碑の碑面には、「ふるさと サッポロよ 人も 自然も 美しく あれ 石森延男」と刻まれています。

二基の石碑の間に掲げられた石板に記された説明の後半部分には、

「長男 石森延男氏の文学碑は 昭和五十六年五月建立 

氏は明治三十年(一八九七年)札幌市に生まれ 北海道師範学校を卒業 のち 東京高等師範学校に学ぶ 教職の経験のほか 文部省図書局監修官として戦後初の国定教科書「国語」の編集に当たる

児童文学者であるとともに 国語教育者であり 「咲き出す少年群」(新潮賞受賞)「コタンの口笛」(小川未明賞受賞)「バンのみやげ話」(野間文芸賞受賞)など多くの文学作品のほか 教師のための文献も多い」

と刻まれています。

「歴史のあしあと 札幌の碑」(西部版)

「歴史のあしあと 札幌の碑」 ふとしたことで、札幌とその近郊に残された石碑や記念碑が気になり始めました。 歴史が刻まれてきた碑の数々を、後世に引き継いでいけたらと思います。

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