「竹村まや歌碑」。

(あしあと その537・中央区の183・護国神社の24)

護国神社の境内にある石碑の一つです。本殿を巡る玉垣の脇に、ひそやかに建てられている碑が、「竹村まや歌碑」です。

自然石でできた碑の碑面には、

「石狩の平野 はろばろ志 拓き来て おや果てにつゝ 子孫住みつく まや」

と刻まれています。この碑は、昭和40年10月に建立されたものと言われています。

竹村まやは、明治33年に旭川の永山屯田兵村で生まれました。助産婦としての資格を得て、医師である夫と共に医療に携わり、札幌市会議員を経て北海道議会議員も務めるなど、社会福祉に尽力した歌人です。

この碑のほかに、東本願寺の境内にも歌碑があります。

「歴史のあしあと 札幌の碑」(西部版)

「歴史のあしあと 札幌の碑」 ふとしたことで、札幌とその近郊に残された石碑や記念碑が気になり始めました。 歴史が刻まれてきた碑の数々を、後世に引き継いでいけたらと思います。

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