(あしあと その392・中央区の137・護国神社の23)
護国神社の正門脇に建てられた碑が、「天皇皇后両陛下御参拝記念碑」です。
向かって左側に建つ本碑は、自然石に黒御影石でできた石板がはめ込まれていて、それには「天皇皇后両陛下御参拝記念碑 澤甫三上重男謹書」と刻まれています。
碑の背面には、「昭和四十八年六月建之」と「奉献者」として5人の氏名が刻まれた石板がはめ込まれています。
本碑に向かって右隣には、自然石でできた小さな副碑が添えられており、これにも黒御影石でできた石板がはめ込まれています。それには、
「碑によせて
昭和四十七年二月三日天皇皇后両陛下には冬季五輪札幌大會に際し、当神社に臨御護國の御霊に御拝を賜う。
即ち碑を建て、この感激と栄譽を永遠に銘記せんとす。
札幌護國神社宮司 反橋 宏 同臨時大祭委員長 谷口甚左エ門」
と刻まれています。
三上重男氏は、澤甫の雅号を持つ深川出身の書家のようです。
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