(あしあと その63・中央区の54・北海道神宮の10)
3つ並んだ碑の一番右側に位置するのは、自然石でできている「御遷座五十年記念玉垣門」碑です。
そのうら面には、「玉垣門寄附芳名」として7人の氏名と、「大正七年九月一日 世話方 綱島三郎平 宮司 宮澤春文」と刻まれています。
玉垣とは、神社・神域の周囲にめぐらされる垣のこといいます。この碑銘から考えると、遷座50年を記念して建てられた玉垣門を記念して建立された碑だと思われますが、詳細については判然としません。北海道神宮の前身である札幌神社が円山の地に遷座されたのが明治4年。その50年後を記念して建てられたとすれば大正11年になります。
0コメント