「忠魂碑」。

(あしあと その33・中央区の31・護国神社の12)

「屯田兵招魂碑」の南側に並ぶのが、「忠魂碑」です。この碑は、日露戦争に従軍した戦死者の霊を慰めるため、明治40年3月に建立されました。碑銘は、正二位勲一等功一級乃木希典の揮毫によるものです。

碑の前方には、「献燈」と刻まれた二基の石灯ろうが設置されています。

いずれも、灯ろうの裏側には、「大正二年五月」、「札幌第三部消防組」と記されているのがわかります。

さらに、灯ろう下部の周囲には、「部長」、「小頭」、「器械係」、「消防手」、「信号者」の計41名の名前が刻まれています。

「歴史のあしあと 札幌の碑」(西部版)

「歴史のあしあと 札幌の碑」 ふとしたことで、札幌とその近郊に残された石碑や記念碑が気になり始めました。 歴史が刻まれてきた碑の数々を、後世に引き継いでいけたらと思います。

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