「曙小学校校歌」碑。

(あしあと その804・中央区の245・山鼻の23)

南11条西9丁目にある「あけぼのアート&コミュニティセンター」は、今は廃校となった曙小学校の校舎を活用しています。この正面玄関前の敷地の一角に石碑が建てられています。

台座の自然石の上に置かれた黒御影でできたこの石碑は、「曙小学校校歌」碑です。

碑面には、

「雲紫に曙の空にみなぎる静かさは 希望あふれる力です 私たちの力です みんな元気に学びましょう

斎藤七郎治 謹書」

と刻まれています。

碑の背面には、「昭和五十六年十月二十日建立 開校三十周年記念事業協力会」と刻まれています。

曙小学校は、札幌初の鉄筋コンクリート造り耐火建築の校舎として昭和26年に開校し、平成16年に近隣の創成小学校・大通小学校・豊水小学校とともに資生館小学校として統合されるまで、53年間にわたって児童を育ててきました。

「歴史のあしあと 札幌の碑」(西部版)

「歴史のあしあと 札幌の碑」 ふとしたことで、札幌とその近郊に残された石碑や記念碑が気になり始めました。 歴史が刻まれてきた碑の数々を、後世に引き継いでいけたらと思います。

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