(あしあと その549・中央区の194・山鼻の15)
東本願寺の本殿のすぐ前に、自然石でできた石碑が置かれています。これは「大信海」碑です。
碑面には大きく「大信海」と刻まれています。
石碑の脇には説明板が立てられており、それには
「大信海の碑
「大信海」とは、言うまでもなく、大乗仏教の願いそのものである衆生救済のまことを誓い成就した阿弥陀如来によって、私たち凡夫の機に発起せしめられた「大信心」を言うのである。
私たちは、此のたびの
「宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌法要」をご縁として、また愈々さまざまな因縁を賜わって、如来の大悲心が成就した御姿こそ「念仏」というものであって、如来のまごころである至心が、私たちに届けられている事に頷きながら、心から念仏申せる者となって、毎日を過ごしたいと思っております。
大信海碑の建立にあたっては、此れも不思議な御縁を頂くことによって、石の造型で有名なイサム・ノグチ氏の高弟、和泉正敏氏によって四国の青石を使って製作されました。」
と記されています。
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