「顕彰碑」。

(あしあと その825・中央区の249・創成川以東の12)

大通東6丁目にある札幌市立中央小学校の前庭の一隅に石碑が建てられているのが、歩道側から見ることができます。

石碑が建てられている一角には、木々が植えられた中に大小の岩が配置されており、石碑は校舎側を正面にして建てられています。

碑面には、上部に「顕彰碑」と浮彫がされていて、その下に「故道(ふるみち)に積る木の葉を かきわけて 天照神の 足跡を見む」と刻まれています。この和歌は、二宮尊徳が詠んだ歌で、「故道」とは「皇国の大道」を指しているそうです。

道路側に面した碑の背面には、「昭和十七年十月八日建立 札幌市東北青少年團」と刻まれています。

中央小学校は、昭和44年に「東小学校」と「東北小学校」が併合されて開校しました。

「歴史のあしあと 札幌の碑」(西部版)

「歴史のあしあと 札幌の碑」 ふとしたことで、札幌とその近郊に残された石碑や記念碑が気になり始めました。 歴史が刻まれてきた碑の数々を、後世に引き継いでいけたらと思います。

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