「石狩川治水事務所跡」碑。

(あしあと その790・中央区の239・中島公園の14)

地下鉄南北線幌平橋駅から豊平川に架かる幌平橋の方向に向かった右手の南側に、ホロヒラタイと名付けられた草地が広がっています。あまり広いとは言えない敷地の中央に、自然石の碑が置かれています。

これは「石狩川治水事務所跡」碑で、自然石の碑面に「石狩川治水事務所跡」と刻まれた石板がはめ込まれています。

その右側面には、

「明治43年(1910年)石狩川の治水事業が本格的に始められ、その実施機関として「石狩川治水事務所」が設置された。

この地には昭和3年(1928年)に事務所が新設され、昭和40年(1965年)石狩川開発建設部と名称が変わり移転するまで、多くの先人達、「石狩川治水事務所」の名のもとに、汗を流した石狩川と水ゆかりの地である。

平成12年(2000年)10月建立」

と記されたブロンズ板がはめ込まれています。

「歴史のあしあと 札幌の碑」(西部版)

「歴史のあしあと 札幌の碑」 ふとしたことで、札幌とその近郊に残された石碑や記念碑が気になり始めました。 歴史が刻まれてきた碑の数々を、後世に引き継いでいけたらと思います。

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