「花の母子像」。

(あしあと その777・中央区の236・大通公園の29)

大通公園の西2丁目の北側にあるブロンズ像が、山内壮夫作の「花の母子像」です。

黒御影石でできた台座の正面には、「愛」のレリーフがはめ込まれており、脇に「板垣武井四」と添えられています。

台座の背面には、「山内壮夫 一九七一年 創業百年 贈 〇井今井」のレリーフがはめ込まれています。

像のそばには説明板が立てられていて、そこには、

「花の母子像

山内 壮夫(1907~1975) 設置年 1971年 ブロンズ 高さ137 幅150 奥行75 寄贈者 札幌丸井今井

花冠をつけた母親が膝に乗せた幼子と手を取り合っています。子供の手に握られているのは札幌市の木であるライラックの花房。台座の碑文に「愛」とあるように、初めは「愛の母子像」と呼ばれていましたが、いつの頃からか「花の母子像」と呼ばれるようになりました。札幌のデパート丸井今井が創業100年記念に寄贈しました。」

と記されています。

「歴史のあしあと 札幌の碑」(西部版)

「歴史のあしあと 札幌の碑」 ふとしたことで、札幌とその近郊に残された石碑や記念碑が気になり始めました。 歴史が刻まれてきた碑の数々を、後世に引き継いでいけたらと思います。

0コメント

  • 1000 / 1000