「天照皇大神・八幡大神・春日大明神」碑。

(あしあと その96・南区の29・石山の3)

石山神社の境内にある「山乃神」碑の前に並ぶ3つの石碑の中央に建っている碑が、「天照皇大神・八幡大神・春日大明神」碑です。

碑の正面の中央にひときわ大きく「天照大明神」、その右側に小さめに「八幡大神」、左側に同じくらい小さめの字で「春日大明神」と刻まれています。この三神は、日本古来から崇敬されてきた神々であり、天照皇大神が「正直」、八幡大神が「清浄」、春日大明神が「慈悲」を説いて、日本に広く流布されてきました。

また、碑に向かって右側面には、

「明治三十七年九月建之 氏子連中」

と刻まれています。

南区役所のHPによると、平成14年に石山東4丁目から現在地に移設されたそうです。石山東4丁目は、国道453号を支笏湖方向に向かい、北海道社会福祉事業団もなみ学園と市立石山東小学校の間に挟まれた住宅地域になります。

「歴史のあしあと 札幌の碑」(西部版)

「歴史のあしあと 札幌の碑」 ふとしたことで、札幌とその近郊に残された石碑や記念碑が気になり始めました。 歴史が刻まれてきた碑の数々を、後世に引き継いでいけたらと思います。

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