「大津敏男漢詩碑」。

(あしあと その56・中央区の47・北海道神宮の3)

「北緯50度日露国境画定標石」の隣にあるもう一つの碑は、黒御影の石板に漢詩が刻まれたもので、そこには

「冱寒飢餓幾酸辛 面志従容不失真 春節欲來残雪皓 孤梅含蕾待其人

昭和二十八年十二月 於東舞鶴客舎 大津無外 第十五代樺太庁長官 大津敏男氏遺墨」

と記されています。

第15代樺太庁長官の大津敏男氏は、'43年7月-'47年11月の間務めた最後の長官です。

「歴史のあしあと 札幌の碑」(西部版)

「歴史のあしあと 札幌の碑」 ふとしたことで、札幌とその近郊に残された石碑や記念碑が気になり始めました。 歴史が刻まれてきた碑の数々を、後世に引き継いでいけたらと思います。

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