(あしあと その645・南区の141・北ノ沢の3)
川沿から藻岩山観光道路に向かう道を上り、観光道路の入り口を通り過ぎてから坂を下りて行くと、S字のカーブに差し掛かります。そこは小川に架かる橋となっていますが、その北側の両岸に鳥居が立っているのがわかります。
川の左岸には、赤い鳥居が建てられていて、「正一位 稲荷大神」と記された額束が掲げられています。
鳥居は四の鳥居まであり、一番奥に小さな社殿が祀られています。
また、川の右岸には木目の3基の鳥居が並び、その一番奥には石造りの小祠が鎮座しています。
「正一位」とは、人や神に対する位階の中でも最高位を意味するもので、かつて稲荷神に対して叙されたことから、その御分霊についても「正一位」が冠されています。いずれも地元の方々から大切に祀られていると思われますが、車で通ると気づかずに見過ごしてしまいます。
0コメント