(あしあと その368・南区の111・川沿の4)
硬石山石碑群がある丘の中腹には、それほど広いとはいえない空間が広がっており、手前の「奉納」碑の奥に大小7基の石碑が横一列に整然と並べられているのがわかります。それぞれの碑の背面は、急な傾斜が迫っているために撮影することはできませんでした。
向かって一番左側に建っているのが、「山之神」碑です。碑は札幌軟石でできており、碑面には「昭和九年十二月建之 山之神 佐藤新治」と刻まれています。
札幌市南区役所のHPによると、碑に刻まれている佐藤新治氏が、「入山する前にヤチダモの古木の根元に20匹の蛇がからみあっていたのをみて、山の異変の前触れではないかと案じ「山鎮」のために」この碑を建立したと記されています。
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