(あしあと その321・南区の94・中の沢の6)
「親和」碑を右手に見ながら鳥居の奥に向かうと、その突き当りに北ノ沢神社の小さな社殿があります。この神社の御祭神は、「山の神」、「豊受大神」、「猿田彦命」の三神です。
社殿に向かって左手には、中ノ沢神社奉賛会による「中ノ沢神社由来」の説明板が設置されており、明治2年から平成16年までの歴史が記されています。
これによると、明治28年に現在の川沿2条6丁目の高台にそびえていた大木を、「山の神」の神木として奉祠し、当時の五号ノ沢の守護神となしたのが神社の発足のようです。その後明治35年に八垂別の硬石で「山の神」の碑とともに小祠を建立したとあり、その碑が神社の御神体なのではないかと思われます。
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