「庚申塚建立跡地」。

(あしあと その248・南区の72・藤野の7)

藤野の市街地を横断する国道230号を簾舞方向に向かうと、藤野郵便局を通り過ぎた左側の空き地に、白い木柱が建てられているのがわかります。

これが「庚申塚建立跡地」を示すもので、藤野開基120年記念事業実行委員会によって建てられました。

木柱の他の面には「平成十六年五月建立」のほか、

「藤野開拓者が健康長寿・家内安全・五穀豊穣の守護神として信仰し大正七年この地に碑を建て祀る。現在藤野五条六丁目高見台町内会館敷地内に移設」

と記されています。

この標柱が建てられている場所には空き地が広がっており、ここには以前藤野自治会館の建物が建っていましたが、会館は老朽化に伴い、平成22年3月末をもって解体されました。

「歴史のあしあと 札幌の碑」(西部版)

「歴史のあしあと 札幌の碑」 ふとしたことで、札幌とその近郊に残された石碑や記念碑が気になり始めました。 歴史が刻まれてきた碑の数々を、後世に引き継いでいけたらと思います。

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