(あしあと その162・中央区の89・豊水の9)
成田山新栄寺の境内東側の一隅に並ぶ石碑群。その北東角の南向きに建てられた碑が「敷石喜捨人名」碑です。
碑面の中央部には、紋章の下に「敷石喜捨人名」と大きく刻まれ、その両側と碑の背面に人名がびっしりと刻まれています。
碑の側面には大きく、「明治二十四年九月二十八日建之」と刻まれています。
この碑のいわれなどの詳細は判然としませんが、敷石とは路面に並べて敷き詰める石のことであることから、神社の敷石を購うためにお金を喜捨した人たちの功徳を讃えて建てられた碑なのではないかと思われます。
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