「開拓記念地蔵尊」ほか1基。

(あしあと その795・西区の53・福井の1)

福井7丁目の手稲左股通沿いに、ひときわ高い松の巨木が植えられた一角があり、その根元に赤い小さな祠が建てられています。

小祠の中には2基の石像が安置されており、向かって右手に白御影の石碑が建てられています。

碑の碑面には、「開拓記念地蔵尊 家内安全地蔵尊」と刻まれています。碑の左側面には「大正天皇御即位記念樹 大正二年植樹」と刻まれています。

碑の背面には、「明治三十三年福井地区 開拓記念地蔵尊として祀る 平成五年五月 山崎友彦氏建立」と刻まれています。

小祠の背後には2本の老松の大樹が植えられており、1本の根元に「福井開拓記念地蔵尊明治三十二年この地に祀る 大正天皇御即位記念 二年植樹」と記された白い木柱が立てられています。

もう1本には「大正天皇御即位記念樹 大正二年植樹」と記された木板が、別れた幹の間に挟まれるようにもたれかけられています。

「歴史のあしあと 札幌の碑」(西部版)

「歴史のあしあと 札幌の碑」 ふとしたことで、札幌とその近郊に残された石碑や記念碑が気になり始めました。 歴史が刻まれてきた碑の数々を、後世に引き継いでいけたらと思います。

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