「牛馬供養塔」。

(あしあと その693・手稲の19・稲穂の1)

手稲区稲穂の国道5号沿いにある札幌市手稲区稲穂金山まちづくりセンターの敷地の片隅に石碑が建てられています。

自然石でできたこの日は、「牛馬供養塔」です。コンクリート製の台座の上に置かれた碑の碑面には、「牛馬供養塔」と刻まれていますが、残念ながら末尾の「塔」の字は、下半分が埋もれてしまっています。

石碑の背面には、「昭和廿六年拾月吉日 開村八拾周年記念建之」と刻まれています。

碑の脇には説明板が立てられており、そこには

「牛馬供養塔

稲穂地域の人の、日々のくらしを支えて働き続けた牛馬を供養する碑です。開村80周年紀念と刻まれてあり、かつては線路近くで旧道そばの稲穂会館と共にあったと伝えられています」

と記されています。

「歴史のあしあと 札幌の碑」(西部版)

「歴史のあしあと 札幌の碑」 ふとしたことで、札幌とその近郊に残された石碑や記念碑が気になり始めました。 歴史が刻まれてきた碑の数々を、後世に引き継いでいけたらと思います。

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