(あしあと その643・西区の46・平和の11)
平和の滝の駐車場に入る手前の右側に、いくつかの石像が並んでいるのが見えてきます。
石像群に向かって一番左側に並ぶのが、「慈愛地蔵尊」を中心とした石像です。一番大きな石像は、台座の上に蓮華座が載り、その上に建てられています。
台座の正面には「慈愛地蔵尊」と浮彫りがされており、右側面には「昭和四十年八月五日 三寶講 加藤ソデ」と刻まれています。向かって左側に建つ石像は、小さな子供が着物の裾にまつわりつく姿から見て、「子育観音」ではないかと思われます。
'15年にこの地を訪れた時には、右手前の2基の石像はまだ建てられていませんでした。色合いから見ても真新しいものだということが分かります。新しい2基の石像の形状は、左側の「子育観音」と同じ姿かたちとなっているので、これらも「子育観音」なのでしょう。
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