(あしあと その635・南区の137・南沢の3)
南沢神社の社殿は小高い丘の上にありますが、その丘の道路側の斜面にはラベンダーが植えられています。
そのラベンダーの植栽の中に、金属製の碑が建てられています。これは、「ラベンダー発祥の地」碑です。
碑面の上部には「ラベンダー発祥の地」と記され、その左下には次のような説明が記されています。
「ラベンダーの原産は南フランスで、昭和12年曽田政治氏がその種子を入手し、3年間の試験栽培の後、昭和15年に南ノ沢農場を開設して、日本で初めて香料原料として本格的にラベンダーの苗を栽培しはじめた。
最盛期の昭和30年代には、紫の絨毯を敷いたかのような美しい風景が広がり、その素晴らしさは今でも語り継がれている。
この貴重な事実を顕彰し、ラベンダーを南沢のまちづくりの象徴とするため、ここにその由来を標す。
南沢地区町内会連合会 南沢まちづくり委員会」
説明の右側には、「南沢のラベンダーの歴史」という年表が記されています。
0コメント