(あしあと その588・西区の32・平和の8)※撤去されました。
平和の滝に向かう市道の手稲右股通の途中で、右手に延びている未舗装の取付道路を入ってすぐ左手に、草木がこんもりと茂った広場があり、その手前に先が丸みを帯びた縦長の自然石が立っているのが見えてきます。
市道側から回り込むようにしてのぞき込むと、その石は大きな丸石の上にセメントで固定された石碑で、碑面に「馬頭観世音」と刻まれているのがわかります。
碑の背面には、よく見ると「昭和六年三月十三日」と日付が刻まれています。
この石碑の由来は判然としませんが、この地に入植した個人が建てた、馬などの家畜に対する慰霊碑であると思われます。
その後、樹木とともに石碑が撤去されました。個人で管理していたものと思われますが、石碑がどうなったのかはわかりません。
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