「旧簾舞通行屋景勝塔(半鐘櫓)」。

(あしあと その567・南区の133・簾舞の10)

簾舞にある「旧黒岩家住宅(旧簾舞通行屋)」の敷地内に、復元された当時の火の見櫓が建てられています。

「旧簾舞通行屋景勝塔(半鐘櫓)」と呼ばれる櫓に取り付けられた説明板には、

「旧簾舞通行屋景勝塔(半鐘櫓) 明治末期の相次ぐ山火事の発生を危惧した簾舞地区では、大正11年7月に簾舞火防組合を組織し、ここより西へ380メートル付近に火の見櫓を設立しました。 また、同年6月には、当時41円30銭で釣鐘を購入し、高さ10メート程の櫓の先端に取り付け、家事や水害等の発生時に打ち鳴らしました。この景勝塔はその一部を復元したものです。 景勝塔の建立は、市指定文化財の旧簾舞通行屋を広く市民の方々に特徴づけるとともにこの地域のふるさと意識がより高まり、通行屋通り(市道簾舞中央線)に響く鐘の音とともに、永遠に発展していくことを祈念するものです。 平成5年10月10日 簾舞通行屋まつり実行委員会」

と記されています。

「歴史のあしあと 札幌の碑」(西部版)

「歴史のあしあと 札幌の碑」 ふとしたことで、札幌とその近郊に残された石碑や記念碑が気になり始めました。 歴史が刻まれてきた碑の数々を、後世に引き継いでいけたらと思います。

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