「椎名智恵子句碑」。

(あしあと その491・中央区の169・盤渓の1)

盤渓にある炭火焼き施設の前庭に、真新しい石碑が2基並んでいます。その一つが「椎名智恵子句碑」です。

自然石でできた石碑の側面に、「さくらさくら 仏に還す 命かな 智恵子」と刻まれています。

別の面には、黒御影石の石板がはめ込まれ、そこには、

「椎名智恵子経歴

昭和十三年樺太に生る 昭和六十年俳誌「道」入会 六十三年俳誌「にれ」入会 平成五年第一句集「白鳥」出版 平成六年「澪」創立 平成十一年第二句集「紬」出版

第九回にれ新人賞 第十五回にれ賞 第十四回にれ風響賞 第三十回北海道俳句協会賞 第二十五回細谷源ニ賞 第十四回北海道新聞俳句賞佳作 第二十九回札幌文化奨励賞

現在

俳誌「澪」主宰 俳誌「にれ」同人 北海道俳句協会常任委員 NHK 北海道新聞 市民生協各文化教室講師

「澪」創立十五周年に当たり 師の業績を讃え茲に句碑を建立する

平成二十年五月吉日 「澪」創立十五周年記念事業実行委員会」

と刻まれています。

「歴史のあしあと 札幌の碑」(西部版)

「歴史のあしあと 札幌の碑」 ふとしたことで、札幌とその近郊に残された石碑や記念碑が気になり始めました。 歴史が刻まれてきた碑の数々を、後世に引き継いでいけたらと思います。

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