「北海道開拓百参拾年 馬頭観世音菩薩」碑。

(あしあと その444・西区の18・平和の6)

西区の平和の滝に向かう手稲右股通沿いに、札幌市水道局の手稲平和ポンプ場があります。そのバス停があるすぐ近くの敷地内に「北海道開拓百参拾年 馬頭観世音菩薩」碑があります。

白御影石でできたこの碑は比較的新しいもので、碑面には、「北海道開拓百参拾年 馬頭観世音菩薩」と大きく刻まれ、その左側に「札幌市西区平和三〇四番地」と住所が添えられています。

碑の背面には

「杉本栄次郎 享年 大正七年六月九日亡 四十五歳 平成十六年十一月 建之 手稲支教会会長 杉本キヨ 九十一歳 役員一同」

と刻まれています。

手稲支教会とは、宗教団体の支部と思われますが、詳細についてはわかりません。ただ、同住所に神道神習教という宗教団体の教会があるそうなので、この団体の関係者により建立された石碑ではないかと思われます。

「歴史のあしあと 札幌の碑」(西部版)

「歴史のあしあと 札幌の碑」 ふとしたことで、札幌とその近郊に残された石碑や記念碑が気になり始めました。 歴史が刻まれてきた碑の数々を、後世に引き継いでいけたらと思います。

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