「忠魂碑」。

(あしあと その383・南区の125・藤野の18)

南区藤野の市街地の西端に、国道230号に面して含笑寺というお寺があります。

大正6年に寺号公称したとされるこのお寺の境内に、大小の碑、石像などが安置されていますが、その中央にあるのが「忠魂碑」です。

石燈籠二基を前にして、札幌軟石で造られた台座の上に白御影石でできた石碑が置かれ、その碑面には大きく「忠魂碑」と刻まれています。

台座の周囲には46人の氏名が刻まれ、その一面には、「発起人 豊平町石山五区 櫻田吉太郎」と刻まれています。

実は、石碑の背面に建立年月日が刻まれていたのですが、うまく撮影することができなかったので、また機会を見て確認したいと思います。

「歴史のあしあと 札幌の碑」(西部版)

「歴史のあしあと 札幌の碑」 ふとしたことで、札幌とその近郊に残された石碑や記念碑が気になり始めました。 歴史が刻まれてきた碑の数々を、後世に引き継いでいけたらと思います。

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