(あしあと その379・南区の122・藤野の15)
藤野を走る国道230号の南側に立てられた「藤野聖山園」の看板から山奥に向かって進んでいくと、しばらくしてY字交差点に行き当たります。右手に進むと「藤野聖山園」ですが、これを左方向の小道に進んでしばらく行くと、右手の欝蒼とした丘の上に向かって苔むした石段が続き、その登りきったところに木製の鳥居と、その両脇に石灯籠が建てられているのが見えてきます。
これが藤野(藤野沢)神社の第一鳥居で、石段を登ってさらに奥に進むと、正面に第二鳥居と社殿が建てられているのがわかります。
社殿に向かって左手に目を向けると、コンクリートでできた新しい台座の上に、札幌軟石でできた石碑が置かれているのが見えます。これが「藤野開基百年記念碑」です。近づいてみると、碑面に「藤野開基百年記念碑」と刻まれているのがわかります。
碑の背面には何も刻まれていませんが、その台座に「昭和58年10月10日建立」と記された石板がはめ込まれています。
この碑は、藤野地区の開基百年の記念事業の一環としてここに建てられたものだそうです。
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