(あしあと その376・南区の119・藤野の12)
国道230号を石山から藤野の方向に向かって進み、左手に「藤野聖山園」の看板が立つ交差点を左折してしばらく行くと、道路沿いの左手に「白鳥園」の看板が掲げられた古い民家が見えてきます。この民家の手前の小道を突き当りまで進むと、欝蒼とした樹々の下に小さな石碑が建てられているのがわかります。
奥に進んだ状態で見えてくるのは、実は碑の背面に当たり、碑は北を向いて立っています。
札幌軟石でできた石碑の碑面には、「馬頭觀世音」と刻まれています。
また、碑の背面には、「大正七年六月五日 小澤清吉」と刻まれています。
この碑は、かつて小澤家で飼育されていた馬の慰霊のために建てられたそうです。
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