(あしあと その328・南区の101・簾舞の7)
花岡神社の社殿に向かって参道を進んでいくと、右手にがっしりとした台座の上に載った、丸い自然石でできた石碑が見えてきます。これが「記念」碑です。
碑面には大きく「記念」と刻まれ、その左側には「大正十五年丙寅十月建之」と、さらに「題字從四位勲三等監澤健」の文字が刻まれています。
札幌市教育委員会編「さっぽろ文庫45 札幌の碑」によると、この碑は簾舞開村50年と北大第四農場の35年目となったことを記念して、村人たちによって建てられたものであることが記されています。
碑の背面には、その歴史と数々の記念行事が刻まれているそうですが、残念ながら碑を訪れた時に撮影することができませんでした。機会があれば再訪して確認してみたいと思います。
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