「山口開基百年記念碑」。

(あしあと その292・手稲の2・山口の2)

「山口開基八十周年記念碑」の右側に建っている、立派な台座の上に白御影石でできた石板が載せられた碑が、「山口開基百年記念碑」です。碑面には「山口開基百年記念碑 札幌市長 板垣武四」と刻まれており、その文字が当時の札幌市長を務めた板垣武四氏の揮毫によるものであることが記されています。

台座の正面には、碑が建てられた経緯が次のように刻まれています。

「碑誌

人跡未踏のこの地に開拓の鍬を入れてから一世紀を迎え今日の発展を見るは先達の血と汗の結晶であり開拓魂の賜である

ここに先人の偉業を偲び報恩感謝の誠を捧げると共に其の志を永く攻勢に伝えるものである

昭和五十四年十一月十一日

山口開基百年記念実行委員会」

碑板の裏面には、山口の開拓の歴史を年表にして刻んでいますが、一部判然としない部分があります。

「歴史のあしあと 札幌の碑」(西部版)

「歴史のあしあと 札幌の碑」 ふとしたことで、札幌とその近郊に残された石碑や記念碑が気になり始めました。 歴史が刻まれてきた碑の数々を、後世に引き継いでいけたらと思います。

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