(あしあと その285・南区の90・真駒内の17)
'72年に開催された札幌冬季オリンピックの際に、真駒内緑町に多くの公営団地が建設され選手村として使われました。その団地群の中に真駒内五輪記念公園が広がっていますが、公園の一角の歩道に面して、そこが「ラーセン農場跡」であったことを記した説明板が建てられています。
説明板の脇には白い木柱が建っていますが、傷みが激しいためにそこに記された文字は消えかかっており、かろうじて「モーデン・ラーセン農場跡」と読み取ることができます。
説明板には、
「ラーセン農場跡
北海道第二期拓殖計画で有畜農業を推進するために、大正12年(1923)から5年間、デンマークからモーデン・ラーセン一家が移住し、15ヘクタールの農場を開き、北欧型有畜農業の実生活をモデル的に実証したところです。」
と記されています。
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