(あしあと その254・南区の78・石山の11)
石山開拓神社の石段の脇に立つ2番目の碑が、「馬頭観世音」碑です。碑面に「馬頭観世音」と大きく刻まれていますが、碑の半分と、上部4分の1のところが割れていて、これらをつなぎ合わせて修復した跡が見られます。
南区のHPに折損した状態の写真が掲載されていますが、碑の背面を見るとセメント様のもので修復されたことがよくわかります。
同じく南区のHPには「昭和24年ころに建立」と記されていますが、碑の背面には「昭和三十五年○月十七日 建立」と刻まれています。
馬頭観世音に関する碑は市内各地にあり、北海道の開拓に従事した入植者たちの生活に密着した馬を筆頭にして、家畜の霊を慰めるために建てられたものです。
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