(あしあと その45・南区の4・藻岩下の3)
上山鼻神社の石段のふもとに建てられた碑の2つ目は、明治41年に建立された「猿田彦大神」碑です。
「猿田彦大神」碑の台座の左右側面には、「明治四拾壹年」、「拾一月一日之建」の日付と、正面には8名の氏名が、それぞれ刻まれています。
「猿田彦大神」碑は、長堀権吉が北海道に渡ってきた際に持参した猿田彦大神の掛け軸を人々が参拝し、これを庚申講と称して石碑にしたものです。庚申講とは、日本の民間信仰の一つで、庚申の日に神仏を祀って徹夜をする行事を行う際の集まりのことを言います。
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