「拓魂」。

(あしあと その824・南区の177・澄川の7)

澄川の高台にある慈恵学園札幌新陽高等学校のグラウンドの南側に、澄川公園が広がっています。その一角に、白御影でできた台座の上に建てられたブロンズ像があります。

この像は、手にした斧を地面に立てて北の空を望む青年の像で、台座の正面には「拓魂 札幌市長 板垣武四 書」と刻まれた黒御影の石板がはめ込まれています。南区のHPに、像の制作者は鶴田徳郎氏であることが記されています。

台座の背面には、

「明治14年にこの地を拓いてより100年に当る之を記念して拓魂の像を建立す

昭和55年10月5日 澄川開基100年記念事業実行委員会」

と刻まれた黒御影の石板がはめ込まれています。

「歴史のあしあと 札幌の碑」(西部版)

「歴史のあしあと 札幌の碑」 ふとしたことで、札幌とその近郊に残された石碑や記念碑が気になり始めました。 歴史が刻まれてきた碑の数々を、後世に引き継いでいけたらと思います。

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