「小池次陶句碑」。

(あしあと その798・西区の56・平和の17)

平和自然園トライアルパークの入り口にある「増田羽衣句碑」の背後の小高い丘の上にプレハブ小屋が建っていて、そのすぐそばに自然石でできた「小池次陶句碑」があります。その碑面には、「時計臺(台) 秋乃(の)夜の九時 打ち尓(に)け里(り) 次陶」と刻まれています。

碑の背面には、「昭和六十二年九月建立 かつらぎ札幌支部 札幌あきあじ会 柏林発行所 札幌春潮会 札幌ホトトギス会 札幌郵政若葉会 北海道芹句会 花どくい会 札幌芭蕉祭執行委員会 有志一同」と刻まれています。

小池次陶は、岐阜県生まれの俳人で、帯広を経て札幌に移りました。数多くの俳誌に投句をして良句を残し、平成8年に没しました。

「歴史のあしあと 札幌の碑」(西部版)

「歴史のあしあと 札幌の碑」 ふとしたことで、札幌とその近郊に残された石碑や記念碑が気になり始めました。 歴史が刻まれてきた碑の数々を、後世に引き継いでいけたらと思います。

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