「顕拓の碑」。

(あしあと その443・西区の17・平和の5)※撤去されました。

西区の山奥にある平和の滝にある碑を見てからの帰り道、偶然通った個人宅の敷地に建てられているのを見つけました。広い敷地の入り口付近にある、風変わりな形状の自然石で造られた「顕拓の碑」です。

碑面には大きく「顕拓の碑」と刻まれ、その下に「開拓の鎚魂 此処に立つ 今なほ此処に滞り 見つめる」と添えられています。

碑の背面には、「父 朝倉與三郎、越前の国に明治二十七年に生る 此地に明治四十三年に入植、五十年間を 一途なる開拓に捧ぐ」と刻まれています。

これは個人が建てた石碑になると思われますが、ちょっと心配なのは、この石碑を私が撮影したのが'15年の4月で、'15年の11月に撮影されたGoogleのストリート・ビューには写っていません。確認はしていませんが、移設もしくは撤去されたのではないかと思われます。

「歴史のあしあと 札幌の碑」(西部版)

「歴史のあしあと 札幌の碑」 ふとしたことで、札幌とその近郊に残された石碑や記念碑が気になり始めました。 歴史が刻まれてきた碑の数々を、後世に引き継いでいけたらと思います。

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