「馬頭観世音碑」。

(あしあと その385・南区の127・小金湯の4)

小金湯天満宮の社殿に向かって右側には、馬頭観世音碑が建てられています。

札幌軟石で造られた台座の上に、三面八臂(顔が3つに腕が8本)の観音像が浮き彫りにされた石碑が置かれています。なぜこの碑が馬頭観世音なのかというと、観音像の真ん中の顔の頭部に、馬の顔が刻まれていることでわかります。

碑の背面には、「昭和二十五年五月二十五日 豊滝第三部落 一同」と刻まれています。

この碑が建てられた昭和25年当時は、小金湯はまだ豊滝の一部であったことがうかがい知れます。

「歴史のあしあと 札幌の碑」(西部版)

「歴史のあしあと 札幌の碑」 ふとしたことで、札幌とその近郊に残された石碑や記念碑が気になり始めました。 歴史が刻まれてきた碑の数々を、後世に引き継いでいけたらと思います。

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